紫外線の気になる季節の必需品である日焼け止めですが、日焼け止めはどうやって保管していますか?
使い切るのに時間がかかってしまったり、
使い切らなかった場合は来年も使えるのか不安になりますよね。
そして、間違った方法で保管した日焼け止めを使うことによって、肌トラブルになったら大変です。
知っているようで知らない正しい日焼け止めの保管方法や、使用期限の目安などについてご紹介していきます。
日焼け止めって使いきれないことも多いですよね。
レジャー用に買っておいたのが使わずに夏が終わってしまった…なんてことも…
日焼け止めの保管方法(開封前)
お買い得なときに余分に買うなどした未開封の日焼け止めは「また来年に使えばいいよね!」なんてことがあるかもしれません。
まだ開封していない日焼け止めはずっと使用できるのか気になりますよね。
未開封の日焼け止めの保管場所などの注意点についてご紹介します。
高温多湿にならない場所に保管
未開封の日焼け止めは、直射日光の当たる場所や、湿気の多い場所には保管しないようにしましょう。
未開封の日焼け止めであってもそのような場所に長期間置いてしまった場合、品質の劣化が早く進んでしまうことがあります。
日焼け止めに変色や異臭などがある場合、使用すると肌トラブルとなる可能性があります。
せっかく保管していても、いざ使いたい時に使用できなくなってしまっては意味がありませんので注意して保管しましょう。
日焼け止めの保管方法(開封後)
使い切れなかった日焼け止めは捨ててしまうのは勿体ないですし、できれば次のシーズにも使いたいと思いますよね。
では、どのようなことに気を付けて日焼け止めの保管をすればいいのでしょうか。
開封後の日焼け止めの保管場所の注意点についてご紹介します。
直射日光の当たらない室内で保管しましょう。
直射日光などに当たると日焼け止めが酸化しやすくなり、紫外線対策効果も損なわれてしまいますので直射日光は避けましょう。
湿気の少ない場所に保管しましょう。
湿度が高いと雑菌が繁殖しやすくなり、肌トラブルの原因となる恐れもあります。
常温で保管しましょう。
内容物の成分が分離すると品質が損なわれる可能性があるため、常温で保管するのが大切です。
化粧水などは冷蔵庫で保管するのも良いと言われていますが、日焼け止めを冷蔵庫で保管するのは絶対にやめましょう。
( 冷蔵庫にはたくさんの食材が入っているので、いろいろな菌が存在しています。
冷蔵庫での保管は避けましょう!)
このような点に注意して開封後の日焼け止めを保管した場合でも、品質が劣化してしまうことがあるかもしれません。
異臭や変色などがありましたらその日焼け止めの使用はしないでくださいね。
日焼け止めを長持ちさせる使い方
開封後の日焼け止めは、使用期限内に使用するのは何の問題もないように思いますが、ちょっとした注意点がありますよ。
開封後の日焼け止めを、できるだけ長持ちさせて使いたい場合の注意点をご紹介します。
その注意点とは、日焼け止めの容器の中に雑菌などが入らないようにすることです。
使用前は手を洗うなど清潔にしてから日焼け止めを塗るようにしましょう。
さらに日焼け止めの容器の口は、なるべく直接触らないようにすると良いでしょう。
もし汚れてしまったらコットンなどで拭き取り、清潔に保つようにしましょう。
容器の中に雑菌などが入ってしまうと、日焼け止めの変色や異臭など、品質が損なわれる可能性がありますので、そんな時はその日焼け止めの使用はしないでくださいね。
使用しない方が良い日焼け止めの状態
・成分が分離している
・開封時とは違う匂いがする(異臭)
・変色している
このような状態の場合は使用期限に関わらず使用やめましょう!
日焼け止めの使用期限の目安
日焼け止めは正しい方法で保管をすることが大切ということをお伝えしました。
日焼け止めには使用期限があるのをご存知ですか?
日焼け止めのタイプによっては、使用期限が異なります。
どのタイプがどれくらいの使用期限になるのか調べてみました。
クリームタイプ、ジェルタイプ、ローションタイプの日焼け止め
これらは使用期限の短いタイプの日焼け止めといわれています。
- 未開封の場合3年以内
- 開封後は1年以内
の使用が可能です。
スプレータイプの日焼け止めの使用期限
開封・未開封に関わらず3年以内であれば使用できます。
一般的に未開封の日焼け止めの使用期限は3年、開封した日焼け止めの使用期限は開封後1年といわれていますので、スプレータイプは少し使用期限が長くなりますね。
日焼け止めをあまり頻繁に使わない方にはスプレータイプが便利そうです。
無添加タイプの日焼け止め
使用期限は、未開封で1年、開封後は6か月となります。
無添加とは防腐剤などが不使用でお肌にはやさしい成分で作られた日焼け止めです。
しかし防腐剤が入っていないので使用期限は短くなりますのでご注意です。
日焼け止めには、日焼け止めが酸化しないように防腐剤が入っています。
防腐剤は使用期限の3年分の分量しか入っていませんので、それ以降は防腐効果がなくなり、日焼け止めの酸化が進んでしまいます。
そうなると日焼け止めの品質が損なわれ、肌トラブルの原因となることもあるので注意が必要です。
日焼け止めの保管方法のまとめ
日焼け止めの保管方法についてご紹介しました。
今まで何も気にせず日焼け止めを保管していたという方も多いのではないでしょうか?
日焼け止めは直射日光を避け、常温で、湿気の無い場所で保管することが大切ということがわかりました。
日焼け止めを使用する際もなるべく清潔を保つよう注意しておくと、雑菌などの心配もなく長く使用できそうですね!
正しい日焼け止めの保管方法をぜひお試しください。
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