お彼岸の供花にはトゲやツル、毒がある花や、においが強い花、花粉がつく花がNGなんです。
実はお彼岸にお供えするお花って、結構NGなものが多いんですよね。
うっかりマナー違反のお花を選びお供えしてしまわないように、あらかじめNGな花を知っておきましょう。
お彼岸にお供えする供花の選び方やマナー、注意点などを詳しく解説していきます!
なぜNGなのか?ということを知ると覚えやすいですよ。
春と秋のお彼岸 供花の選び方や注意点
春のお彼岸でも秋のお彼岸でも、供花に選ぶおすすめの花は
- 菊
- カーネーション
- アイリス
- グラジオラス
- トルコキキョウ
などがおすすめです。
出来れば、優しい色合いの花を選ぶようにすると良いですね。
他には、生前故人様が好きだった花をお供えしてもOK!
ただし故人様が好きだった花が、供花にはNGな花の場合は、なるべくはお供えしないようにしておいた方が無難です。
また、最近ではずっとお供えしておけるため、プリザーブドフラワーやドライフラワー、アーテフィシャルフラワーのアレンジメントをお供えする、という家庭も増えています。
特にプリザーブドフラワーは生花なのに長持ちするため、とっても人気が高いです。
長く飾れて手間いらずの可愛らしい、プリザーブドフラワーのアレンジメントをお彼岸にお供えしても良いですね。
ただし、アーテフィシャルフラワーに関しては嫌がる方もいるため念のため身内の許可を取ってから選ぶ方が無難でしょう。
ご年配の方々の中には、お供え物のお花にはきちんとした生花を飾る、という考えを持つ場合もあるので、造花などに良い印象を持たない方もいらっしゃいます。
そのため、念のためお供えには、アーテフィシャルフラワーをお供えしても良いか、出来れば身内のご年配の方に確認してから選ぶようにすると良いですよ!
\手間いらず!おしゃれな色合いの供花/
お彼岸の供花にNGなお花はある?
冒頭でもお伝えしましたが、お彼岸の供花にNGな花はトゲがあるものや毒のあるもの、ツルがあるもの、そして香りが強いものや花粉がつくものなどです。
供花にNGのお花
- トゲはバラやアザミ
- ツルのある花は朝顔やクレマチス
- 毒がある花は彼岸花、スズラン、スイセンなど
- 香りが強く花粉がついてしまう花はユリなど
ただしバラに関しては、トゲを全て除去してもらえれば、お供えしてもOKな場合もあります。
そのため、故人様が生前バラが好きだった場合は、トゲを取り除いた、淡い色合いのバラをお供えすると良いですよ!
そうすればきっと故人様も喜んでくださるでしょう。
やっぱり、お供えにNGな花って結構あるんですね…。
ちなみにプリザーブドフラワーのアレンジメントをお供えする場合も、供花用ですと店員に伝えれば、供花用に適した花を使ったアレンジメントを用意してくれますよ!
供花にNGな理由
なぜ供花にNGなのか…理由を知っておくと忘れにくいです。
棘のある花
バラやアザミなどの棘のある花。
棘は殺生をイメージさせ、お供えする際に怪我をしてしまうリスクもあります。
ツルがある花
アサガオやジャスミン、クレマチスやノウゼンカなど。
ツルがからみつく様子は、成仏できないようなイメージに繋がります。
毒のある花
彼岸花やトリカブト、ジキタリス、シャクナゲ、キョウチクトウなど。
毒のある花をお供えすることは、仏様に毒を与えることになるため控えましょう。
香りが強い花
ユリやカサブランカなど
香りが強い花を供えることは、線香の香りを妨げるためマナー違反になります。
お彼岸にお花を郵送するときの注意点
お彼岸にお供えのお花を郵送する場合は、お彼岸の2~3日前までに届くようにすることが大事!
あまり早くお花を届けてしまうと、お彼岸までに枯れてしまうので、必ずお彼岸の時期が始まる2~3日前までには届けるようにしておきましょう。
確かに、あんまり早くにお花を届けても、枯れてしまいますからね。
ただし、プリザーブドフラワーやドライフラワー、アーテフィシャルフラワーを届ける場合は、お彼岸の1週間前でもOKです。
ただしその際は必ず、お花は手入れや水やり不要であることなど、プリザーブドフラワーやドライフラワー、アーテフィシャルフラワーなどであることをしっかりと伝えるメッセージを添えておいてくださいね。
以上の注意点を守れば、お花を郵送しても大丈夫です。
私もお彼岸の時はお花を郵送しようかなと思っていたのですが、プリザーブドフラワーをその時は選ぶようにしてみます。
最近は供花用のプリザーブドフラワーも多いので、素敵なお供え用のプリザーブドフラワーのアレンジメントを送れば、きっとお彼岸を迎える家も故人様も喜んでくださいますよ!
ぜひお彼岸には素敵な供花を送るようにしましょう。
お彼岸の供花の選び方まとめ
お彼岸でNGなのはトゲやツル、毒のある花やにおいが強い花、そして花粉がついてしまう花などです。
また、人によっては造花などもNGとなる場合もあるので、アーテフィシャルフラワーをお供えしたい場合は、身内に相談してからにしましょう。
そしてお花を郵送する場合は、お彼岸の2~3日前までに届けるのがベスト。
ただしプリザーブドフラワーやドライフラワー、アーテフィシャルフラワーなどでしたら、お彼岸の1週間前までに届けてもOKですよ。
お彼岸には故人様のことを想って、素敵な供花を送ってくださいね!
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