重陽の節句2023年はいつ?菊の節句の由来や行事の楽しみ方!食べ物も紹介

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重陽(ちょうよう)の節句は9月9日に行われる節句。

菊の花を用いるなどして不老長寿を願う意味を持っています。

しかし、イマイチ『重陽の節句』って、由来や食べ物、楽しみ方などが分からないという方も多いともいます。

そこで今回は、意外と知られていない重陽の節句について詳しくご紹介します!

ぜひ今年の9月9日は重陽の節句を祝い、楽しむようにしましょう!

かすみ

2023年の重用の節句は土曜日です!!

目次

重陽の節句とは?意味や由来を知ろう

重陽の節句とは別名を『菊の節句』と言い、中国が由来の不老長寿を願う行事です。

中国では古来より、菊の花は長寿の意味を持つと考えられており、重陽の節句に菊の花を食べるなどすることで、不老長寿を願っていました。

それが平安時代、日本にも伝わり、菊の花を見ながら宴会をして、不老長寿を祈る、という内容の行事に変化しきました。

かすみ

要するに重陽の節句って、長生きやいつまでも健康でいるために行う行事なんですね!

現代ではあまり重陽の節句は行われていませんが、桃の節句や端午の節句と同じように、とても大切な節句の一つ。

ぜひは、重陽の節句を祝ってみてはいかがでしょうか?

【五節句】
人日 じんじつ (正月7日)
上巳 じょうし (3月3日)
端午 たんご (5月5日)
七夕 しちせき (7月7日)
重陽 ちょうよう (9月9日)

重陽の節句の食べ物・和菓子を紹介

重陽の節句には栗ご飯や菊の形を模した和菓子を食べるのがおすすめ!

なぜ菊の節句なのに栗ご飯を食べるかというと、
その昔、日本では重陽の節句は農民の間で、『栗の節句』と呼ばれていたことが起源だと言われています。

そのため、栗ご飯を作って食べるようにすると良いでしょう。

栗きんとんを作って食べるのもおすすめですよ!

また、上生菓子、つまり練り切りなどで菊の形にかたどった和菓子を食べるのもおすすめですよ!

特に菊の和菓子を食べるのが、重陽の節句の醍醐味でもあるので、ぜひ菊の和菓子を食べるようにしましょう!

ちなみに重陽の節句の時期になると、和菓子屋さんでも、菊をかたどった和菓子を売り出すようになるので、ぜひそれを購入するといいですね。

菊の上生菓子がおすすめですが、菊の花の形をした最中(もなか)や落雁(らくがん)などもおすすめなんですよ!

菊の和菓子って見た目にもキレイなので、ぜひ目でも楽しみつつ、美味しくいただくようにすると良いでしょう。

やっぱり日本人として生まれたからには、行事を大切にしていきたいですからね。

重陽の節句にはぜひ、栗ご飯や菊の形をしたお菓子を食べて、いつまでも健康でいることと長生きすることを祈るようにしましょう!

私も重陽の節句には、菊の形をした和菓子を食べてみようかな♡

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重陽の節句の楽しみ方

被せ綿(きせわた)

重陽の節句で一番有名な行事が「被せ綿」です。9月9日の前日に菊の花の上に綿を被せておきます。

夜露と香りのしみこんだ綿で体を拭いて不老長寿を願う「重陽の節句」を象徴する行事です。

古来から菊は霊力を持った植物と考えられており、若返ることができると言い伝えられています。

菊湯

重陽の節句でも菊の花を浮かべたお湯に入り、体を清める風習です。

かすみ

端午の節句で菖蒲を浮かべたお湯に入るのと同じ感じですね!

菊枕

菊は漢方では体の無駄な熱を冷ますとされ、邪気を払い、不老長寿を得ることが出来るとして珍重さていました。

秋に採取し、天日で乾燥させた菊の花を菊を詰め込んだ菊枕で就寝します。

菊合わせ

菊を歌った和歌を競い、また現在で言う菊花展のような品評会を開き菊の美しさを競わせたといいます。

菊合わせは、現代でいう菊のコンクールのようなもので、個人個人で菊を持ち寄ってその美しさを競う大会が開かれます。

菊酒

平安時代の宮中で行われたという菊の宴では、お酒の杯に菊の花を浮かべて爽やかな薬効ある香りとともに味わいました。

時代に合わせた楽しみ方

「被せ綿」「菊枕」などはちょっとハードルが高いと思うかたも多いと思います。、

そんな時は、重陽の節句には菊の花を飾るのがおすすめです。

菊の花を観賞しつつ、和菓子も堪能するのが現実的ですね!

私個人のおすすめとしては、お花屋さんで菊の花を使った、オシャレなアレンジメントを作って、それをお部屋に飾ることですね。

アレンジメントなら現代的だし、普通に花瓶に菊を活けるよりも素敵なので、かなりイチオシですよ!

今年の9月9日は、重陽の節句を楽しんでみましょう!

かすみ

離れた家族にはアレンジを送るのもオススメ!!


まとめ

重陽の節句とは、不老長寿の意味を持つ菊の花を観賞しながら、菊の形をした和菓子をいただく行事のこと。

由来は中国であり、日本でも平安時代から、不老長寿を願うために、菊の花を観賞する宴を催すなどされてきました。

現代では栗ご飯を食べたり、菊の形をした和菓子を食べたりして、重陽の節句を楽しむことが出来ますよ!

ぜひ9月9日の重陽の節句には、菊を見ながら菊の和菓子を食べて楽しんでくださいね!

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