使わなくなったマニキュアの捨て方がわからない……。
お手頃価格なのでついつい集めてしまうマニキュアですが、経年劣化で使えなくなったり飽きてしまったりするので定期的に処分が必要です。
この記事ではマニキュアの捨て方・処分方法についてお伝えしていきます。
- マニキュアを分別した捨て方
- マニキュアの中身(液)の捨て方
- マニキュアの再利用方法
- マニキュアの使用期限について
マニキュアは容器と駅を分別して捨てるのが基本!
正しい捨て方を確認していきましょう〜。
マニキュアの正しい捨て方
マニキュアは住んでいる自治体のルールに従って「不燃ごみ」や「可燃ごみ」として処分するのが一般的です。
自治体によって分別方法やゴミの出し方は異なりますので注意が必要です。
容器・中身・キャップの3つに分類する自治体が主流になります。
容器・中身(液)・キャップで分別
マニキュアを捨てる際は素材ごとに分けるのが基本です。
・ボトル
・中身
・キャップ(ハケ)
分けたものは自治体の分別ルールに従って、捨てましょう。
中身はペーパーや新聞紙などに染み込ませて、可燃ごみとして捨てます。
小さなマニキュアですが、分別して処分する必要があります。
マニキュアの捨て方手順
マニキュアの中身が残っている場合は、(一部自治体を除き)取り出し分別して捨てる必要があります。
- キッチンペーパー、または新聞紙や不要な布
- ビニール袋
- 薄め液(中身が固まっている場合)
まず、ビニール袋の中にマニキュア液を吸い取る紙を入れて準備します。
その後、ビニール袋内のペーパーにマニキュアの中身を出していきます。
なかなか出てこない場合は、ネイル瓶を逆さまにして数時間〜1晩放置しましょう。
(換気を忘れずにしましょう!)
中身が自然と垂れてこなくなったら、ビンに薄め液を入れ、キャップを閉めます。
ビンをよく振り、中のマニキュアを溶かします。
ある程度溶けたら、先ほどのペーパーに中身を出していきましょう。
ビンの口周りなどマニキュアが付着している部分は、除光液をコットンに含ませ拭き取りをするときれいになります。
全て中身を出し終わったら、瓶を乾かしましょう。
中身を出したビニール袋は口を縛り、燃えるゴミに捨てます。
キャップ(ハケ)・ビンは自治体の分別ルールにより不燃ゴミ・可燃ゴミ・資源ゴミとして捨てましょう。
自治体によっては、中身が固まっている場合は、そのまま燃えないゴミとして捨てられるところもありますので自治体のHPなどで確認しましょう。
固まったネイルの出し方はこの後紹介しているので下にスクロールしてね!
自治体の分別ルールを確認しよう
マニキュアは自治体の分別ルールに従って捨てましょう。
ボトル瓶:不燃ごみ or 資源ごみ
キャップ(ハケ):可燃ごみ or プラスチックごみ or不燃ごみ
中身:可燃ごみ
で分別する自治体が大半です。
分からない場合は、お住まいの自治体のHPなどで分別方法を調べましょう。
実際のどのように分別されているの見てみましょう!
(2023年6月現在情報になります)
さいたま市
品目 | 分別 |
マニキュアのビン | 燃えないゴミ |
さいたま市HP
川崎市
品目 | 分別 |
マニキュアの容器(びん) | 普通ごみ |
川崎市HP
横浜市
品目 | 分別 |
マニキュアの容器(びん) | 普通ごみ |
マニキュアの中身 | 燃やすごみ ※ぼろ布等に染み込ませて |
マニキュアのびん | 燃えないごみ ※プラスチック製のふたはプラスチック製容器包装へ |
横浜市HP
千葉市
品目 | 分別 |
マニキュアの容器(びん) | 不燃ごみ 使い切ってから出して下さい |
千葉市HP
多くの自治体がHPの分別辞典などで検索できるようになっています。
分からない時は自治体HPをチェクしてね!
固まったマニキュアの中身を出す方法
開封から時間が経っていたり、きちんと蓋が閉まっていなかった場合などマニキュアの液が固まってだせない場合も多々あります。
固まってしまったネイルの出し方について紹介していきますね。
中身(液)が固まっている場合
マニキュアを薄め液(ポリッシュソルベント、ネイルシンナー)を利用して柔らかくしてから中身を出して分別します。
薄め液は必ずパッケージの使い方をよく読んでから使用してください。
またボトルごと湯せんすること液が柔らかくなり分別することができます。
マグカップなどの容器にぬるま湯を入れ、20秒程度ボトルを浸けると取り出しやすくなりますよ。
中身(液)が柔らかくなったら、先ほど紹介した『中身(液)が固まっていない場合』を参考に中身を処分してください。
ネイルの瓶に入っている小さな鉄のボールはマニキュアの液をかき混ぜてくれるものです。
ネイルを溶かしている途中に出てきたら、中に戻してください。
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マニキュアのNGな捨て方
マニキュアを捨てる際にやってはダメな捨て方を紹介します。
- 中身の残っている瓶のまま捨てる
- 残ったマニキュアを排水口に流す
- 火気のある場所で中身を出す
中身の残っている瓶をそのまま捨てる
マニキュアは、引火性が高い成分が入っているものが多くそのまま捨てることはできません。
そのまま分別せずに捨ててしまうと、発火などの危険があります。
残ったマニキュアを排水溝に流す
マニキュア液は水に溶けない成分です。
排水口などに付着して除去できなくなり大変なことになりますので、絶対に排水溝に流すことはやめましょう!
火気のある場所で中身を出す
マニキュアは揮発性の溶剤ですので火気厳禁です。
煙草など火気を扱いながらの作業は厳禁です!!
しっかりと換気をしながらマニキュアを処分しましょう。
不要になったマニキュアの再利用方法
マニキュアを捨てる前に再利用方法を考えてみましょう。
比較的新しいネイルポリッシュならフリマサイトに出品してみるのもおすすめですよ!
不要になったマニキュアの再利用方法を3つ紹介していきますね。
フリマサイトに出品
購入したけど使う出番がなかった…。似合わなかった…。
まだ使えそうな新しいマニキュアはメルカリなどに出品して処分するのもおすすめです。
マニキュアは揮発性・可燃性がある成分が入っているため郵便では発送できないので注意が必要です。
メルカリでマニキュアを送るなら、らくらくメルカリ便の『ネコポス』がおすすめ!
ただ、郵便より送料が高くなってしまうので複数個をまとめて出品するなど赤字にならないようにに工夫してくださいね!
DIYに利用
マニキュアはプラスチックや金属、ガラスなど、さまざまなものを塗ることができます。
大きなものに塗るのは大変ですが、画びょうや家の鍵など小物を塗るのがお勧めです。
ラメなどポイント使いするとキラキラでオリジナル感が出ます( *´艸`)
透明のマニキュアをシールやラベルなどの上に塗り剥がれ防止に役立てることもできます。
ほつれ止めに使う
ほつれ止めがない時の代用品として使うのもおすすめ。
マニキュアはストッキングが伝線してしまったとき端に塗ると、それ以上伝線が広がらなくなります。
サテン生地などのほつれ止めにも使えます。
ただ、広範囲に塗るのにはあまり向いていないのと、生地によってはシミになることがあるので注意してくださいね!
先日洗濯ネットがほつれてしまったのでネイルで補修してみました!
よく乾かして使用したら全く問題なしでした〜♬
マニキュアの使用期限はどのくらい?
マニキュアは一般的な目安としては未開封の場合約2〜3年、開封後は約1年が使用期限になります。
- ドロドロしている
- 分離している
- 変色している
- 固まっている
- 異臭がする
上記のようなサインが出た場合は目安期間内であっても処分することをお勧めします。
蓋を開けた瞬間から劣化が進みます!
なるべく早く使い切ることが大切ですね。
マニキュアの使用期限についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています
マニキュアの捨て方まとめ
マニキュアを捨てる時は、基本的には残っている中身(液)を取り出して、中身を空にして分別して捨てなければいけません。
自分の住んでいる自治体の分別方法をしっかり確認して処分するようにしましょう!
捨てる前にメルカリなどで売ることはできないか? 検討してみるのも良いと思います。
また、DIYやほつれ止めに使う方法もあります。
マニキュアは可愛くてつい集めがちですが、使い切らず処分が必要な場合はちょっと手間がかかるので注意しましょう。
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