乾電池を長持ちさせる保管方法は?テープやラップが有効って本当?

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乾電池は防災対策として買い置きをしている方も多いと思います。

間違った保管方法では、性能の低下や液漏れなどを起こして危険です。

昔は乾電池を使う家電が多かったですが、最近は電池を使う機会も減ってきたように感じます。

買い置きをしていても、いざという時に使えないと意味がありませんよね。

この記事では乾電池の保管方法について紹介していきますね。

かすみ

使う機会は減っているけど、使いたいときにないと困る乾電池…
ちゃんと保管しなくちゃね

目次

乾電池の正しい保管方法

乾電池の保管場所

・直射日光が当たらない

・涼しく乾燥している場所

・湿度が10~25度が

・温度は35度を超えない

極端に湿度が高い・低い場所も、品質の劣化やサビの原因になるので避けましょう。

よく電池を冷蔵庫に保管すると聞きますが。それは間違いです。

冷蔵庫から室温に出したときの結露がサビができる原因になるの可能性もあるのでやめましょう!

乾電池を長持ちさせる使用方法

・古い電池と新しい電池を一緒に使わない

・早く使う

・拭いてから使う

乾電池を2個入れて使う場合、古い電池と新しい電池を一緒に使わないようにしましょう。

新旧の乾電池を一緒に使うと、古い電池が先に切れて、新しい電池のエネルギーの消耗が激しくなり長持ちしなくなってしまいます。

また、電池の容量違いにより液漏れの可能性があるので、新旧一緒に使うのは危険です。

同じ種類・メーカーで新しい電池に取り換えてから使いましょう。

乾電池の一般的な使用期限は5年と決められています。

5年の期限を過ぎても使えますが、未使用の乾電池でも保管している間に自然放電している知らないうちに容量が減っています。

「使おうと思ったら使えなくなっていた」とならないように容量が減る前に早めに使いましょう。

大量に買い込むのではなく、電池が切れる頃に買う方が経済的で無駄にならずに済みますよ。

使用期限の5年を目安に買い替えをオススメします。

電池のプラスとマイナス部分が汚れていると電池が作動しないことがあるので、使う前には乾いた布で綺麗に拭いてから使いましょう。

特に買ってから保管していた電池は汚れが付着しているので、忘れずに拭いてください。

また、保管する際に放電を防止で空気に触れさせないようにパッケージのまま保管した方がいいです。

もし、開封してしまったら、ラップで包むなど工夫して保管しましょう。

\充電式の電池は繰り返し使えるので便利♡/

正しく乾電池の保管した時のメリット

節約になる

乾電池を使おうと思ったら自宅になくて、コンビニなどで買う人も多いと思います。

しかし、コンビニの電池は値段が高いですよね。

100円ショップやコストコのようなディスカウントのショップでまとめ買いし、正しく保管しておけば節約効果も期待できます。

正し、使用期限があるものなので安いからと言って購入しすぎには注意が必要です。

災害時に活躍

災害時の必需品と言えば乾電池。

災害時はライフラインの復旧が遅いので電池を消耗する防災グッズには必需時品です。

災害に備えて購入したのに保管方法を間違えてしまい、使いたいときに使えなくなっては意味がありません。

防災グッズを見直す時には必ず乾電池のチェックも忘れないようにしましょう。

資源の無駄遣いを防ぐ

電池は炭素や水酸化カリウム、塩化アンモニウムなど様々な物質が含まれています。

自然環境のためにも無駄なまとめ買いを防いで適切な分だけをしっかり使うようにしましょう。

乾電池の保管方法には、保管する環境が影響します。

乾電池は環境によって劣化が起こりやすく、いざという時に使えないという事になりかねません。

\様々な種類の乾電池を一緒に保管できる/

乾電池の保管にテープやラップを使うときの注意点

電池を長期保管する時は、絶縁を徹底することです。

両方の電極がむき出しにならないようテープやラップで包むことで絶縁ができます。

電池がむき出しで同じケースや缶の中に複数保管すると、ショートを起こすことがあります。

ショートが発生すると、大電流が流れ、「電池が高温になる」「電池が最悪破裂する」などの非常に危険な状態になります。

なので、保管するうえで大事なことは絶縁状態にすることです。

乾電池の保管で、ラップやビニール・テープで電池を絶縁状態にする方法があります。

乾電池は絶縁状態にすれば大丈夫です。

ラップやビニールの材質は、ポリオレフィン系の樹脂です。

そのため、電池がショートすることを防げます。

電池を保管する際は、ラップやビニールなどの絶縁素材が含まれている物を使用した方がいいです。

ビニール袋に保管する時は、乾電池をビニール袋に入れて袋の中の空気を絞り出していきます。

潰れた袋の口をしっかりと縛って空気の流れを防ぎます。

そうすると放電を防いで長持ちできます。

大きなビニール袋より小さなビニール袋の方が中の空気を押し出しやすく、結び目を固く結んでおくとある程度の自然放電は防げます。

さらにショートを防ぐ方法は、テープを使用する時に樹脂製の透明なテープを貼り付けることでショートを防げます。

クラフト性のガムテープでも絶縁効果がありますが、非常に燃えやすいので、樹脂製のものを使用しましょう。

貼り付けもプラスとマイナス端子が覆うかくるむように巻くか貼り付けましょう。

ただ巻くのではなく、縦横グルグルに巻いたほうが空気は入りにくいです。

注意ポイント

マスキングテープは避けましょう。
マスキングテープは、接着力が弱く外れやすかったり、火が出た時に燃えやすかったりするので、控えた方がいいです。

乾電池を保管するときに注意すること

乾電池の保管で注意すべきことは、ショートや液漏れ・発火に注意する事です。

電池を乱雑に一つの袋やケースにしまうのはとても危険!!

電池のマイナスとプラス極が触れ合うとショートする可能性があります。電池がショートすると、火花を散らして弾け飛び、発火してしまいます。

触れ合うといってもちょっとした振動や揺れで電池の位置が変わり、気づかないうちに発火してしまうこともあります。

雑な保管で気づかぬうちに発火し、気付いた時には対応できない所まで燃え広がってしまう可能性も…

発火防止におススメなのが、持ち運び保管できる電池ケースです。

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電池ケースに保管することで、電池同士が重なることを防ぎ、火災を予防することができます。

湿度の低い涼しい場所で保管する

乾電池は高温で湿度が高い場所での保管は、乾電池の性能が悪くなり液漏れを起こす原因になるので危険です。

10~25℃が保管に適切な温度です。

直射日光が当たってしまう場所だと25℃を超えてしまうので、直射日光が当たらない風通しの良い場所で保管するのが理想的ですね。

冷蔵庫に入れて保管しない

「電池の保管は冷蔵庫で!」と聞いたことがあると思います。しかし、冷蔵庫での保管は間違っています。

冷蔵庫での保管は、乾電池に結露やサビができてしまうので、入れないでください。

乾電池保管方法まとめ

乾電池の正しい保管方法を知っていれば、いざという時に「使えない!」と慌てずに済みます。

災害や震災が頻発している中で、いつでも使えるようにしておくためにも正しい保管方法で保管しましょう。

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